オイルは定期的に交換しましょう。
カーメーカーが指定するオイル交換時潮は、自然吸気エンジンで、1万~1万5000km、ターボエンジンで5000kmです。
これは「正常な運転状況の下で」とされています。 正常な運転の定義は、APl(米国石油協会)によると「22℃の晴れたほこりの無い状況で、平坦な舗装路面を高速道路の走行速度で運転されている状態」とされています。 しかし、発進・加速・渋滞・エアコン使用の長時間アイドリングを多用する日本の道路状況では、オイルは予想以上に酷使されています。
そこで、プロの勧める「オイル交換の時期」は、下記のようになります。
ガソリン車 | 5,000km~10,000km又は半年 |
---|---|
ガソリン車(ターボ車) | 3,000km~5,000km又は半年 |
ジーゼル車 | 3,000km~5,000km又は半年 |
オイル交換2回に1度で オイルフィルターの交換もお忘れなく!
タイヤのローテーションが寿命を伸ばす。
タイヤをいつも同じ場所で使っていると、場所によって摩耗の度合いが違ってくる。 そのため、5000km走行を目安に位置をかえてやる。これがタイヤローテーションです。 たとえば、FF車では、前輪の右タイヤは右の後輪へ、左タイヤは左の後輪へ、後輪のタイヤはというと左右入れ替え前輪へローテーションします。FR車は、下図の通り。 タイヤの寿命を伸ばすためには、まだ空気圧も重要ですので時々チェックを!気になる愛車のお手入れ方法
暖かくなってくると、天気のいい日は洗車をしたくなるが、直射日光の当たる場所でのボディケアは避けるべきだ。
洗車中には水玉のレンズ効果でウォータースポットと呼ばれる塗装の部分的な焼けができる。必要以上に早く乾いてしまい、洗剤成分がこびり付いたり、水の跡が残ったりする。 ワックスやコーティングなどの作業も直射日光による熱や紫外線に注意が必要だ。コーティング剤が焼き付いて取れなくなったり、紫外線で変質したりする。
洗車スポンジやワックス塗付用のスポンジは、まだ多くの人が連続する円を描くように使っている。 実はこれがリング光彩の原因となっている。リング光彩とは、濃色車でよく目立つ同心円状の浅いキズのこと。浅いキズは光が当たるとよく目立つが、リング光彩は同心円状だから、光がどんな方向から当たっても、どこかの部分が必ず見えてしまう。
そこで塗装にスポンジなどでタッチする場合は、クルマの進行方向に沿った方向で、直線的に動かすようにする。こうして作業すれば、避けられない範囲でキズができたとしても、同心円状のキズと違って、特定の方向からしか見えない。しかもクルマの進行方向に沿っているため目立つこともない。 しかし、さすがに1方向だけのボディケアでは、全面を充分にケアできない。そこで、この方向を縦としたら、直角に交わる横方向を加えて全面を充分にケアできるようにする。この縦横の組み合わせを基本として、作業は必ず縦で始めて縦で終わるようにする。
最初と最後を縦方向で作業すれば、塗装表面やコーティングなとの表面に、一定の方向性ができる。 こうすることにより、走行風や塗装面の傾きによってボディに付着した水滴が流れやすくなる。
ハイオクとレギュラーの違い
ごくごく簡単に言ってしまうと、燃えやすさが違います。
ガソリンは、空気と混ざって霧状でエンジンの中に入り、シリンダーの中でピストンによって圧縮されます。そこに点火すると爆発的に燃えて、これが車を動かすエネルギとなります。ここで、ガソリンの気体を圧縮すればするほどパワーがでる訳ですが、あまり圧縮しすぎると、正常に点火する前に自然着火して異常燃焼してしまう。これをノッキングといってエンジンに無理がかかってしまう。
そこで、圧縮してもノッキングを起こしにくいガソリンはということでオクタン価(ノッキングしにくさ)が高い、つまりハイオクなのです。最近では、プレミアムガソリンとも言われています。
つまり、レギュラより高圧縮することが出来るのでパワーがでる。それでパワーが必要な車にハイオク仕様が多いわけです。 では、レギュラ仕様の車にハイオクを、その逆ハイオク仕様の車にレギュラは、という疑問がでると思うのだが、レギュラ仕様の場合ハイオクを入れたとしても理論上効果は望めません。又、ハイオク仕様の車にレギュラはというとハイオク使用時に最も性能を発揮するよう設計されているので、パワー、燃費とも悪くなります。
つまり、仕様通りのガソリンを入れることが経済的、エンジン性能面で良いと言うことです。
自分で目立たなくする方法
気をつけても、車のボディにはいつの間にか小さな傷ができるもの。軽くこすったり、隣に駐車した車のドアに当てられたり、いたずらで傷つけられることもある。
修理に出すほどの大きさでなくても、気になるものである。
ここでご紹介するのは、塗膜上の傷を「目立たなくする」方法をご紹介します。
傷の種類は3種類。軽いこすり傷 (表面が黒くなっている)、ドアの当たり傷(わずかにへこんで相手車の白い塗料が付着)、そして引っかき傷(硬貨による線状の傷)である。
目立たなくする方法は「研磨」すること。塗装用の研磨剤としてコンパウンドが市販されています。また、家庭にあるクリーム状の台所用クレンザーでも同じ効果を得ることがあります。
まずこすり傷だが、黒くなってはいるがへこんではいない。ウエス(布きれ)に研磨剤を少し付け、あまり力を入れずに何度かこすったところ、驚くほどきれいになる。
ドアの当たり傷も、同様の方法で付着した白い塗料が落ちた。へこみは残るが、塗料が落ちたため目立たなります。
引っかき傷もまた、線状の傷は残っているが、傷の角が取れたため見た目には目立たなくなる。
また、ドアノブのまわりに細かい引っかき傷がたくさん付くことがある。これは爪やキーなどによるもの。磨くことによってきれいに落とすことができるので試してみてください。
なお、完全に直す場合や下の鉄板まで傷ついている場合には板金修理に出さなければなりません。鉄板にまで達する傷は、研磨しても目立たなくなることはなく、こういう傷の場合、放置すると鉄板に錆が発生するので、早めの処置が必要です。